畳の上で謝るのを土下座とはいわない。
なお、「PC基板」という言葉にもちょっと違和感あり。基板はもともと英語にすれば"P.C.B.(Printed Circuit Board)"だから、「PC基板」だと"Printed Circuit Printed Circuit Board"になってしまい、重複表現。まさか、「PC基板=パーソナルコンピューター基板」の意味で遣ってる?それはそれで、パチスロにパソコンなんて組み込まれてねえよ。
昨今の日本語ブームで、「熱にうなされる」はすっかり誤用とするのが定説だ。しかし高熱に「浮かされた」あげく悪夢で「うなされた」という解釈も成り立つわけで、どうなんでしょうな。
「希望だったんだYO!」ってなんか嗤える。ラッパーかっ!
「敷居が高い」は、不義理や面目ないことがあって、或る人の家に行きにくいこと。
「印鑑」と「印章」(もしくは「判子」)の違いは各自調べよう。
↓下の2つとまったく同じということで、すっかり筆癖なのでしょう。
いまどき超有名な誤用だね<愛想を振り撒く。
公式サイトによれば商品名は「アーリータイムズ」。
「とんでもない」でひとつの形容詞なので、「ありません」と変化させるのは誤り。
ハングルってそもそも文字のことですから。
「青葉」とは幹子の娘の名前なんだが、名前と苗字がごっちゃになってやがる。
「髯」はほおひげを表す。「鬚」があごひげを表す。ちなみに「髭」はくちひげを表す。
誤用の「喝を入れる」が市民権を得たのは、日曜朝の某番組の大沢親分のせいなりや?
この小説の舞台は、中世(14世紀)のヨーロッパ。日本の戦国時代(16世紀)の僧侶・木阿弥が語源である「元の木阿弥」を、中世の人間がしゃべれるはずなかろう?
「舌先三寸」と「胸先」をごっちゃにしてはいけない。
「煮詰まる」は、議論やアイデアがまとまった段階のこと。すなわち文意とは正反対。
だから「煮詰まる」は意味が違うと言っておろうが!
だから「爆笑」はひとりじゃ出来ないと言っておろうが。
以上8点、ポプラ社の本はこうまで誤植が多いものとは知らなんだ。
SF作家がエレクトロニクスの基本用語を間違えてるなんて、ちょっと幻滅。
かの夏目漱石も『吾輩は猫である』の中で「剣もほろろ」と書いているらしい。だから当て字としてアリやも。
あな、たたたたたた!ケンシロウかっ!
ひとりで「爆笑」は出来ないよ。辞書を引きなさい。
三十七歳で「弱冠」はねえだろ。
ルビが間違い。「十」を「じゅっ」と読まないのは日本語の基本だ。
「弱冠」は二十歳の男子のことゆえ、二十七歳に遣うのはぎりぎりセーフとして、女性に遣っては誤りだ。
「娘十八・・・」はのちに出来た言い方なので、「昔から言われて」はいないと思う。
「年金」は払ったり納めたりするものじゃないね。国から受け取るものだ。
ぬぬぬぬ。小説の地の文でら抜き言葉とは。
「爆笑」は大勢が笑うこと。
誤用。
判子(もしくは印章)を捺して紙に写った文字が「印鑑」。
「弱冠」は二十歳のこと。三十五歳を弱冠と呼ぶのは苦しい。
本来は「独擅場」(よく見りゃ独壇場と字が違う)なので、いちおう指摘しときます。
「確心」なる言葉は辞書に載ってないけど、わざと遣ったのかな?作家たるもの新しい当て字を生み出すのは悪いことじゃない。
防災(災いを防ぐこと)を対策してはいけないと思う。「防災策」ならわかるけど。
山根一眞 『スーパー望遠鏡「アルマ」の創造者たち』 日経BP
あそこの口径7メールの3台が、日本から届いた最後のアンテナです!
× 7メール → ○ 7メートル
―― 初版第2刷 34頁
田中鉄工所、そしてオオタで苦労した温度よる影響の苦労は、最終処理まで変わらず続いていたのである。
× 温度よる影響 → ○ 温度による影響
―― 同 120頁
ヴァン・ダイン 『ガーデン殺人事件』 創元推理文庫
いきなり階段のほう駆へけだして、急を知らせようとしました。
× ほう駆へけだして → ○ ほうへ駆けだして
―― 31版 173頁
庭園ではこの午後は、じつにけしからんことが、起こっていましたのものね
× いましたのものね → ○ いましたものね
―― 同 223頁
それは現存するいかなる医師の徳義の掟をもってしても、償うのことのできない不正です
× 償うのこと → ○ 償うこと
―― 同 253頁
ヴァン・ダイン 『ケンネル殺人事件』 創元推理文庫
わたのアパートで昼食をとりました。
× わた → ○ わたし
―― 第38刷 163頁
石田夏穂 『我が手の太陽』 講談社
続ける山崎に「そりゃ違いますよっ」と、声を荒げていた。
× 荒げ → ○ 荒らげ
―― 第1刷 84頁
声こそ荒げなかったが容赦ない口調だった。
―― 同 114頁
ジョージ・オーウェル 『1984』 角川文庫
やがて男がふたり、彼女の膝と肩を掴んでかつぎ上げると、ズタ袋でも持ち去るように部屋から連れ出してしまった。
× ズタ袋 → ○ ズダ袋
―― 再版 341頁
アントニイ・バークリー 『ジャンピング・ジェニィ』 国書刊行会
「何をされたんだ」彼は声をあらげて訊ねた。
× あらげて → ○ あららげて
―― 初版第1刷 66頁
中島義道 『うるさい日本の私』 新潮文庫
果てしなく虚しい戦いの火蓋は切って落とされた。
× 火蓋は切って落とされた → ○ 火蓋は切られた
―― 初版 32頁
つまり車問題は車が危いことは百も承知のうえの確信犯なのである。
× 確信犯 → ○ 故意犯
―― 同 222頁
北山猛邦 『アルファベット荘事件』 創元推理文庫
傷つけたち誰が弁償するんですか
× 傷つけたち → ○ 傷つけたら
―― 初版 109頁
北山猛邦 『『アリス・ミラー城』殺人事件』 講談社ノベルス
君の云うように彼が犯人なら、足元をすくってやればいい
× 足元をすくって → ○ 足をすくって
―― 第1刷 248頁
辻真先 『たかが殺人じゃないか』 東京創元社
般若の面をお多福に取り替えて愛想をふりまき、姉は弟をひきずって庭へ出た。
× 愛想 → ○ 愛嬌
―― 再版 33頁
ひと足遅れた女将が、愛想をふりまいた。
―― 同 48頁
ひとりで三人分の愛想はふりまくけどね
―― 同 142頁
ブライアン・グリーン 『エレガントな宇宙』 草思社
もっとも長すぎて紙をつなげなければならなったそうだが。
× ならなった → ○ ならなかった
―― 第1刷 518頁
本城雅人 『黙約のメス』 新潮社
声を荒げて、職員入り口へ走った。
× 荒げ → ○ 荒らげ
―― 初版 102頁
声を荒げたこともない博だが、胸の内はもはや穏やかではいられなくなった。
―― 同 150頁
保健所長は声を荒げる。
―― 同 326頁
「IPMNとは良性と悪性の境界病変のことで、IPMNを持つ人の通常型膵癌発生リスクは持たない人の六倍以上と……〉
括弧開きと括弧閉じの形が正しく対応していない。
―― 同 137頁
本城雅人 『監督の問題』 講談社
しばらく沈黙があったが、電話口から谷原の爆笑する声が聞こえた。
× 爆笑 → ○ 大笑
―― 第1刷 36頁
折原一 『沈黙の教室』 ハヤカワ文庫
黒子があまり出しゃばっても何ですから、この辺で終わります
× 黒子 → ○ 黒衣
―― 8刷 466頁
折原一 『異人たちの館』 新潮社
彼女は目が座って、自分の殻に閉じこもってしまっていました。
× 目が座って → ○ 目が据わって
―― 初版 50頁
鳴沢真也 『ぼくが宇宙人をさがす理由』 旬報社
でも、頭のなかによぎるのは、ヒューストンの管制室、月を跳(はね)ねるアポロの飛行士
× はねねる → ○ はねる
―― 初版第1刷 51頁
高山羽根子 『うどん キツネつきの』 創元日本SF叢書
高橋家のワンちゃん、名前はなんて言うんですか?
× 高橋家 → ○ 高梨家
―― 初版 31頁
小原周子 『おかんむりナース!』 双葉文庫
今頃自分の母親の茂子もどこかでこんなふうに言ってらどうしよう、と気恥ずかしくなる。
× 言ってら → ○ 言ってたら
―― 第1刷 57頁
様々な攻撃に最後まで耐えれるか、新菜には自信がなかったが、行くしか方法はない。
× 耐えれるか → ○ 耐えられるか
―― 同 202頁
小原周子 『新宿ナイチンゲール』 講談社
税金だって少し払ってる。年金は払ってないけど。
× 年金 → ○ 年金の保険料
―― 第1刷 183頁
橋本幸士 『最強に面白い!! 超ひも理論』 ニュートンプレス
もし太さ1ミリだったら、100キロの重さにも耐えことができるそうです。
× 耐えこと → ○ 耐えること
―― 初版 46頁
数多久遠 『黎明の笛』 祥伝社
私は、ナルシストじゃないわ
× ナルシスト → ○ ナルシシスト
そうだな。ナルシストじゃない。
―― 初版第1刷 35頁
渡辺淳子 『GIプリン』 光文社
ホットドック・スタンドが見つかった。
× ホットドック → ○ ホットドッグ
わくわくしながら、チケット一枚をホットドックひとつと交換した。
―― 初版1刷 60頁
おれと丈夫は立ったまま、紙に包まれたホットドックを両端からかぶりつき、ふたりでモグモグと食べ合った。
進駐軍のホットドックは本当に大きかった。
自分も食べたいと進が泣き出したので、ホットドックの真ん中を進にゆずった。
兄ふたりの歯型がついたホットドックを、口をケチャップだらけにして、進はむさぼっていた。
―― 同 61頁
そして、また進がもらったチケットを、チョコレート・ビスケットとホットドックとに交換した。
―― 同 62頁
カーニバルのホットドックにつけたものと同じ味だったので、すぐにわかった。
―― 同 177頁
渡辺淳子 『もじゃもじゃ』 光文社
慌ててスイッチを切り、コンセントを引き抜いた。
× コンセント → ○ プラグ
―― 初版1刷 260頁
坂口恭平 『徘徊タクシー』 新潮社
すかさず脇から出てきた黒子が丸めたブルーシートを舞台上に転がし川をつくりだすと、老女はそのそばで洗濯の仕草をはじめた。
× 黒子 → ○ 黒衣
―― 初版 6頁
今度は黒子が五〇センチほどの出刃包丁を持ってくる。
―― 同 7頁
声を出そうとしたそのとき、二人の黒子がそれぞれの足で台車を止め、両手を使って祖父を持ち上げた。
―― 同 63頁
鏑木蓮 『京都西陣シェアハウス』 講談社文庫
志穂などに土下座していることが悔しいのか。(略)涙は止まらず、畳についている手の甲を濡らした。
× 土下座
―― 第1刷 296頁
鏑木蓮 『炎罪』 講談社
よくデパートの前なんかで共同募金をやってることがあるでしょう?そんなとき必ず募金をしてたんですが、私に一〇〇円玉を入れさせてくれました。
× 募金 → ○ 寄付
―― 第1刷 63頁
琢磨の許しを得て、パソコンをシャットダウンしコンセントを抜く。
× コンセント → ○ プラグ
―― 同 168頁
一番最初の混入、イナゴの一部もあり得ないと主張し続けてこられました。
× 一番最初 → ○ 一番初め
―― 同 221頁
鏑木蓮 『白砂』 双葉社
でも古森家のお墓に入れないっていうのは、ばあちゃんひどすぎるよね。
「古森家」がいつの間にか「小森家」に変わっている。
―― 第1刷 62頁
依然として、小夜の骨を小森家の墓には納めたくないと言い張った節子だったが、
―― 同 316頁
鏑木蓮 『思い出探偵』 PHP研究所
熱にうなされるように、越智はペンダント、いやスジャータの思い出を捜し歩いた。
△ 熱にうなされ → ○ 熱にうかされ
―― 第1版 第1刷 29頁
ゴト師とは、パチスロのPC基盤に、確率変動を容易に制御するチップなどを仕掛け、不正出玉によって一儲けする者のことだ。
× PC基盤 → ○ PC基板
―― 同 226頁
鏑木蓮 『エクステンド』 講談社
草場の陰から先代にえらい睨まれますがな
× 草場の陰 → ○ 草葉の陰
―― 第1刷 151頁
鏑木蓮 『東京ダモイ』 講談社
出発してから十日ほど経った頃、私より一年先輩で、ほぼ同時に軍属から軍隊へ入隊したひとりが高熱にうなされていた。
△ 高熱にうなされ → ○ 高熱にうかされ
―― 第1刷 56頁
京都の施設に入ることは当人の希望だったんだようですよ。
× だったんだよう → ○ だったんだそう
―― 同 106頁
私たちはがたどった道筋は、槙野が電話で述べた通りです
× 私たちはが → ○ 私たちが
―― 同 284頁
山田正紀 『ここから先は何もない』 河出書房新社
関口さんがその言葉に心を動かされるのを感じて、喝采を叫びそうになった。
× 喝采を叫び → ○ 快哉を叫び
―― 初版 9頁
さすがに客のことを慮って声を荒げこそしなかったが――若者をにらみつけた。
× 荒げ → ○ 荒らげ
―― 同 10頁
とんでもありません、こちらこそご迷惑をおかけしました
× とんでもありません → ○ とんでもないです
―― 同 11頁
むしろ追いつめられたように感しる。
× 感しる → ○ 感じる
―― 同 185頁
要するに卓がテーブルの下でフォーンのコンセントを抜いたのだ。
× コンセント → ○ プラグ
―― 同 226頁
たしかにそれらは不自然な印象もたらした。
× 印象もたらした → ○ 印象をもたらした
―― 同 274頁
まるで床がアイスリングででもあるかのような、その優美で、滑らかな動きには魅せられずにはいられなかった。
× アイスリング → ○ アイスリンク
―― 同 298頁
篠田節子 『ブラックボックス』 朝日新聞出版
印鑑を手にしているから、パートの契約更新の書類でも書いているのだろう。
× 印鑑 → ○ 判子
―― 第1刷 24頁
篠田節子 『薄暮』 日本経済新聞出版社
各国の大使や文化庁長官、皇族なども出席するこの手の催しは、ブランドのパーティーなど比較にならない敷居の高さだ。
× 敷居の高さ → ○ ハードルの高さ
―― 第1刷 235頁
吉田修一 『太陽は動かない』 幻冬舎
シャマル姐さんはそう簡単に言うけど、愛想振りまくのも限度があるんだからね
× 愛想振りまく → ○ 愛嬌振りまく
―― 第1刷 118頁
吉田修一 『ひなた』 光文社
これもまたなんとなくそこにあった印鑑を手に取った。
× 印鑑 → ○ 印章
ツルリと印鑑が指先で滑り、ぽとんと足元に落ちた。
入り込んだ印鑑を探した。
ちょうどその束に引っかかるように当の印鑑が転がってきた。
―― 初版1刷 94頁
加賀乙彦 『加賀乙彦 自伝』 ホーム社
そうししたらひどく驚いていました。
× そうししたら → ○ そうしたら
―― 第1刷 189頁
朝永振一郎 『物理学への道程』 みすず書房
人間関係も複雑になり、研究室の中に不平不満の空気がだたようこともあった。
× だたよう → ○ ただよう
―― 初版 191頁
齋藤智裕 『KAGEROU』 ポプラ社
言っとくけど俺は先祖供養の壺だとか幸福を招く印鑑なんか買うカネ一銭も持ってないからな!
× 印鑑 → ○ 印章
―― 第5刷 33頁
こちらに署名捺印、と申しましても印鑑はお持ちでないはずなので左手の親指でお名前の横に拇印をお願い・・・・・・
―― 同 101頁
道尾秀介 『笑うハーレキン』 中央公論新社
で、コンセント抜いたわけか。
× コンセント → ○ プラグ
―― 初版 23頁
道尾秀介 『光』 光文社
視線の先を見てみると、行く手のT字路を前傾姿勢で歩いていく人物がいる。
△ T字路 → ○ 丁字路
T字路のすぐ左側にはバス停があるが、彼女はあのバスを降りたところなのだろうか。
私たちがT字路に行きついたときにはもう、夫人の背中は十メートルほど先の路地を曲がって消えるところだった。
―― 初版1刷 155頁
忠犬ワンダが店の入り口で、はっはっはっと息を荒げて喜んでいる。
△ 荒げて → ○ 荒らげて
―― 同 159頁
道尾秀介 『月と蟹』 文藝春秋
持っていた蟹の殻をガラ入れのボールに放り込んだ。
△ ボール → ○ ボウル
―― 第1刷 7頁
文章の中にある「る」という文字にすべて縦の棒を引き、いちいち「ね」に変えているのだった。「『登ねより下りねほうがずっとむずかしい』――意味わからんやろ」
× 下りね → ○ 下ね
―― 同 107頁
道尾秀介 『カラスの親指』 講談社
河合瑠璃絵という名前と並んで、「まひろ」の三文字が
「瑠璃絵」か「瑠璃江」か「瑠美子」か、人物名間違ってんじゃねえよ。
―― 第1刷 132頁
瑠璃江へ 仕事のこと、嘘をつきつづけてしまい、
―― 同 219頁
瑠美子というのは、まひろとやひろの母親の名だ。
―― 同 219頁
道尾秀介 『ラットマン』 光文社
高校卒業以来十二年間、ただひたすら苦手な愛想を振りまき、自社で扱うハムやサラミを飲食店の経営者に薦めて回る毎日だ。
× 愛想を振りまき → ○ 愛嬌を振りまき
―― 初版1刷 18頁
ついさっき竹内のやり方に声を荒げたばかりなのに、谷尾は訊かずにはいられなかった。
△ 荒げ → ○ 荒らげ
―― 同 230頁
その声に振り返ると、マフラーとダッフルコートに着膨れた桂が、息を荒げて立っていた。
―― 同 283頁
道尾秀介 『背の眼』 幻冬舎
新客が珍しいのか、彼は終始にこにこと私たちに愛想を振り撒いていた。
× 愛想を振り撒いて → ○ 愛嬌を振り撒いて
―― 第1刷 181頁
道尾秀介 『片眼の猿』 新潮社
警備員が足音を荒げてビルを出ていく。
△ 荒げて → ○ 荒らげて
―― 初版 81頁
五條瑛 『スリー・アゲーツ』 集英社文庫
片方が煮詰まっても、もう片方に影響はまったく出ない。
× 煮詰まって → ○ 行き詰まって
―― 第1刷 112頁
JDはグラスを持ち上げ、アーリー・タイムスを啜る。
× アーリー・タイムス → ○ アーリータイムズ
葉山はそれに氷を入れ、アーリー・タイムスを注いだ。
―― 同 173頁
五條瑛 『プラチナ・ビーズ』 集英社文庫
むしり取るようにコンセントを引き抜き、それを抱えて再び甲板に出る。
× コンセント → ○ プラグ
―― 第2刷 653頁
五條瑛 『喪国』 双葉社
目に見えているるものよりも、ずっと先を見ることだ。
× いるる → ○ いる
―― 第1刷 234頁
五條瑛 『恋刃』 双葉社
ここは結構敷居が高い雑誌だから、興味本位や話題だけの個展は絶対に取り上げてくれないんだ。
× 敷居が高い
―― 第1刷 64頁
いえ、とんでもありません。
× とんでもありません → ○ とんでもないです
―― 同 87頁
貴志祐介 『鍵のかかった部屋』 角川書店
うっかり印鑑を持ってくるのを忘れたのだろうか。
× 印鑑 → ○ 印章
大石社長は、ふだん、どんな印鑑を使われてましたか?
印鑑は、どこに保管してあったんですか?
―― 初版 58頁
貴志祐介 『新世界より』 講談社ノベルス
あの口先三寸の外道の野望を、とうとう木っ端微塵に打ち砕いてやれると思うと
× 口先三寸 → ○ 舌先三寸
―― 第1刷 919頁
即座に、黒子役のわたしが、見えない力を振るい、その兵士の首を刎ねた。
× 黒子役 → ○ 黒衣役
―― 同 921頁
貴志祐介 『硝子のハンマー』 角川書店
あえてスリーロックに挑んだ泥棒は、ざぞかし、がっかりすることだろう。
× ざぞかし → ○ さぞかし
―― 初版 59頁
佐竹は、とうとう、堪えきれなくなったように爆笑した。
× 爆笑 → ○ 大笑
―― 同 397頁
貴志祐介 『青の炎』 角川書店
秀一は、初めて知る事実に、打ちのめされ、呆然自失していた。
× 呆然自失 → ○ 茫然自失
―― 初版 104頁
『板尾創路とピエール瀧の考える文化』 太田出版
街のイルミネーションはうっとおしいだけやけど
× うっとおしい → ○ うっとうしい
―― 第1刷 54頁
板尾創路 『板尾日記6』 リトルモア
梅雨が明けて、連日の炎天下の中のロケは大変だろうなと察する。
× 炎天下の中の → ○ 炎天下の
―― 初版第1刷 124頁
制作サイドが俺の体調を気遣って早く返してくれた。
× 返して → ○ 帰して
―― 同 207頁
板尾創路 『板尾日記5』 リトルモア
ただ、チェアマンやスポンサーの挨拶が長いのが玉に傷だった。
× 玉に傷 → ○ 玉に瑕
―― 初版第1刷 189頁
板尾創路 『板尾日記4』 リトルモア
俺的にはwindowsとPSPの人は、なんか芸人として信用出来ない感じがある。
× windows → ○ Windows
―― 初版第1刷 14頁
炎天下の中、少しアクションもあり、さすがに食欲が落ちた。
× 炎天下の中 → ○ 炎天の中
―― 同 120頁
板尾創路 『板尾日記2』 リトルモア
そこから又、寝たり、起きたりして、ベットから出たのは15時を過ぎていた。
× ベット → ○ ベッド
―― 初版第1刷 4頁
録画して溜まっているビデオを見たり、DVDで映画を見たりで、ほとんどベットの上にいた。
―― 同 14頁
目が覚めるとクイーンサイズのベットの左端で、5日間寝ていた事に気付く。
もう一生、大きなベットで一人で寝る時は、左端に寝てしまう事を、今朝確信した気がする。
―― 同 22頁
外国から帰って来た割には、成田から新宿に向かう車窓からの景色に、ハングル文字が無いだけで、さほど違和感は無かった。
× ハングル文字 → ○ ハングル
―― 同 23頁
映画館で見てこそのエンタテインメントに仕上がっている。
「エンタテインメント」か「エンターテインメント」か「エンターテイメント」か統一されていない。
―― 同 13頁
俺の中では、五輪の開会式は、地球一のエンターテインメントだと思っている。
―― 同 26頁
奇奇怪怪な、エンターテイメントが生まれてる。
―― 同 153頁
夜に家で、昨日録画しておいた「ちびまるこ」の実写のドラマを見て、泣いてしまった。
× ちびまるこ → ○ ちびまる子
―― 同 55頁
読み掛けて、ほったらかしてた『ダヴィンチ・コード』を又、読み出した。
× ダヴィンチ・コード → ○ ダ・ヴィンチ・コード
―― 同 56頁
今、読んでる『ダヴィンチ・コード』が少し面白くなってきたことと、高菜チャーハンが、自分で上手く作れたことぐらい。
―― 同 62頁
偶然だが『ダヴィンチ・コード』映画公開日に原作を読み終えた。
―― 同 68頁
小川一水 『天冥の標 4 機械じかけの子息たち』 ハヤカワ文庫
実はその内部にVPという獅子心中の虫を飼い、ダメージを受けつつあった
× 獅子心中 → ○ 獅子身中
―― 初版 192頁
小川一水 『天冥の標 2 救世群』 ハヤカワ文庫
封書の裏には、紀ノ川幹子、と書かれていた。
× 青葉幹子 → ○ 紀ノ川幹子
―― 初版 353頁
青葉幹子から二通目の手紙が届いた。
―― 同 359頁
小川一水 『天冥の標 1 メニー・メニー・シープ(下)』 ハヤカワ文庫
そのとき、半白の髪と長いあご髯をたくわえた彼の姿は、預言者めいた威厳をたたえているように見えた。
× あご髯 → ○ あご鬚
―― 初版 15頁
エランカは自分の頬を叩いて、喝を入れた。
× 喝を入れた → ○ 活を入れた
―― 同 334頁
小川一水 『天冥の標 1 メニー・メニー・シープ(上)』 ハヤカワ文庫
セアキ・タケオはセナーセー市のマルクト地区に生まれて
父の名前は、タケオ?タキオ?どっち?
タケオとサリエの夫婦の間に生まれたのがセアキ・カドムで、幼いころに父を亡くした。
―― 初版 25頁
二十六年前のコレラ禍のときはそうなったのよ。タキオが死んだときの騒ぎよ
―― 同 36頁
手前にあるのは父のタキオの遺品だが、
―― 同 42頁
一方、首都は甲板長の独壇場となった。
△ 独壇場 → ○ 独擅場
―― 同 84頁
言ったそばからつまづいた。
× つまづいた → ○ つまずいた
―― 同 219頁
ゆるい下り坂がしばらく続き、やがてT字路に突き当たった。
△ T字路 → ○ 丁字路
―― 同 323頁
するとまたT字路に出た。
―― 同 324頁
小川一水 『風の邦、星の渚 レーズスフェント興亡記』 角川春樹事務所
「今来られたら、元の木阿弥になってしまう。」
× 元の木阿弥
―― 第1刷 155頁
この二人の胸先三寸で、レーズスフェントの行く末が左右されるのか……。
× 胸先三寸 → ○ 胸三寸
―― 同 187頁
小川一水 『妙なる技の乙女たち』 ポプラ社
股間部分のデザインがどうしても綺麗にまとまらず、煮詰まっていた歩は、帰りのトラムの中で不覚にも眠りに落ちた。
× 煮詰まっていた → ○ 行き詰まっていた
―― 第1刷 29頁
歩に目をやると、任せろととばかりに肩をそびやかした。
× 任せろととばかり → ○ 任せろとばかり
―― 同 41頁
はあはあと息を荒げ、何度も唾を呑んで、香奈江は尋ねた。
△ 荒げ → ○ 荒らげ
―― 同 105頁
ルクレースはポケットを漁り、陽光のおかげて意外に乾いていた煙草を見つけ、至福の顔で火をつけた。
× おかげて → ○ おかげで
―― 同 149頁
他の子たちが歓声を上げて走り出すと、不思議そうにそれを眺めから、ゆっくりと足を踏み出した。
× 眺めから → ○ 眺めてから
―― 同 155頁
ははあ、心労。千奈美は煮詰まるたちだったもんねえ
× 煮詰まる
―― 同 157頁
よそではこうはいかなかっただだろう。
× いかなかっただだろう → ○ いかなかっただろう
―― 同 177頁
後ろを向いて腰のあたりを手で撫でて見せると、歩が爆笑した。
× 爆笑
―― 同 234頁
小川一水 『第六大陸 2』 ハヤカワ文庫
回路基盤の収められた中枢区画のふたを閉めながら、整備技師が手を上げた。
× 回路基盤 → ○ 回路基板
―― 2刷 25頁
不用意に話しかけて剣もほろろに追い払われたスタッフが八人も出た。
△ 剣もほろろ → ○ けんもほろろ
―― 同 46頁
小川一水 『第六大陸 1』 ハヤカワ文庫
君は見かけより肝っ玉が座ってるね。
× 肝っ玉が座って → ○ 肝っ玉が据わって
―― 初版 22頁
小川一水 『天涯の砦』 早川書房
それに比べれば、二ノ瀬さん、あなたたたちは生きている。
× あなたたたち → ○ あなたたち
―― 初版 240頁
功は爆笑した。
× 爆笑
―― 同 266頁
丸山健二 『ときめきに死す』 求龍堂
そして、冷蔵庫の前にかがみこんだ女の後ろ姿を眺めてている。
× 眺めてて → ○ 眺めて
―― 再生復活版 130頁
眠っているだろうが。
× だろうが → ○ だろうか
―― 同 133頁
冲方丁 『天地明察』 角川書店
対して酒井は弱冠三十七歳の老中であった。
× 弱冠三十七歳
―― 第6刷 61頁
門井慶喜 『血統』 文藝春秋
左のほうでは起きて元気に愛想をふりまきます、右のほうでは耳を垂らして眠りますでは生きた動物ではない。
× 愛想をふりまき → ○ 愛嬌をふりまき
―― 第1刷 256頁
門井慶喜 『おさがしの本は』 光文社
じつを言うと、レファレンス・カウンターの出番にはまだ十分(じゅっぷん)ばかり間がある。
× 十分(じゅっぷん) → ○ 十分(じっぷん)
―― 第2刷 171頁
弱冠二十七歳の女性議員はこんな儀式的な公務にも真剣に取り組み、
× 弱冠二十七歳の女性
―― 同 213頁
リリー・フランキー 『女子の生きざま』 新潮OH!文庫
「娘十八、番茶も出花」と昔から言われているように、女性にとって、この「女子」という時期はとても大切な時期です。
× 娘十八、番茶も出花 → ○ 鬼も十八、番茶も出花
―― 第19刷 7頁
リリー・フランキー 『東京タワー』 扶桑社
年金もね、ずっと払いよったんやけど、もう途中できつくなってから払いきらんごとなったんよ……。
× 年金 → ○ 年金保険料
暮らすのが精一杯の低賃金しか貰えない人が月々の年金なんか納められるか。
―― 第12刷 270頁
砂袋で頭を固定されたオカンの見れるものは、天井と鏡に映った東京タワーだけだ。
× 見れる → ○ 見られる
―― 同 290頁
不覚にもボクはそれを見るたびに、大爆笑してしまう。
× 大爆笑 → ○ 大笑
なにしろ一番大爆笑しているのが常にオカン本人なのである。
―― 同 301頁
藤原てい 『旅路』 中公文庫
奥さんは赤ちゃんを抱いて、玄関に、呆然自失した表情で立っている。
× 呆然自失 → ○ 茫然自失
―― 第4版 63頁
それでも、夫は声を荒げることは決してしない。
△ 荒げる → ○ 荒らげる
―― 同 233頁
浅田次郎 『ハッピー・リタイアメント』 幻冬舎
永田の背広の襟には、JAMSのアルファベットを象ったバッチが付いていた。
× バッチ → ○ バッジ
―― 第1刷 101頁
ホノルルは日本人で溢れ返っているが、さすがにハレクラニは敷居が高いと見えて、目ざわりなミーハーはいない。
× 敷居が高い
―― 同 291頁
万城目学 『プリンセス・トヨトミ』 文藝春秋
後藤の左頬には、印鑑で押したような丸いほくろがある。
× 印鑑で押した → ○ 判子で押した
―― 第1刷 61頁
今邑彩 『少女Aの殺人』 中公文庫
たしかつい最近、社長が会長に退いて、弱冠三十五歳の長男が社長の椅子についたと聞いていた。
× 弱冠三十五歳
―― 初版 335頁
西村寿行 『碧い鯱』 講談社文庫
人間の走る早さの限界を超えていた。
× 走る早さ → ○ 走る速さ
―― 第18刷 96頁
西村寿行 『白い鯱』 講談社
タフタ・オレシチェンコフ亡命となれば、赤い国は呆然自失となる。
× 呆然自失 → ○ 茫然自失
―― 第6刷 205頁
三崎亜記 『コロヨシ!!』 角川書店
動きを支配することができれば、後は樹の独壇場だった。
△ 独壇場(どくだんじょう) → ○ 独擅場(どくせんじょう)
―― 初版 50頁
まさに偲の独壇場だった。
―― 同 332頁
まさに偲の独壇場だ。
―― 同 378頁
樹に肩を揺すられてようやく動きを取り戻した佐緒里は、血の毛を失った顔で部員たちを見渡した。
× 血の毛 → ○ 血の気
―― 同 118頁
三崎亜記 『刻まれない明日』 祥伝社
駿の言葉を封じるように声を荒げた谷本さんは、その声に自分で驚いたかのように狼狽を露わにして、顔を背けた。
△ 荒げた → ○ 荒らげた
―― 初版第1刷 132頁
しばらくして眼を開けて黒田さんを見つめ、確心を込めて頷く。
× 確心 → ○ 確信
―― 同 314頁
清水義範 『川のある街 ―伊勢湾台風物語―』 中日新聞社
あの、伊勢湾台風の経験は、その後の防災対策に大いに反映されているそうです。
× 防災対策 → ○ 災害対策
―― 初版第1刷 7頁
何もしないでほおっておくことは出来ないと思ったのだ。
× ほおっておく → ○ ほうっておく
―― 同 131頁
もっと続きます